パーティーの響き

by Saito 2012年09月24日

パーティー、日本語に訳すとなんでしょうか?いや、訳す必要は無いのです。Partyはパーティーで、この言葉の響きがもうワクワクとさせるのですから。親しい友人、仕事仲間、大勢でも少人数でも人が集まって同じ目的の為に楽しむ。馬鹿な話で盛り上がったり、時に踊ってみたり。それはいつもの日常から少し離れて、もうそれだけで楽しい感じが伝わってきますね。

Hurt●Record / 著作権フリー音楽(BGM) Vol.14「パーティー」

青鬼

by Saito 2012年09月17日

韓国の大学路(テハンロ)というところで開催されている『D-Festa』という演劇祭に、いつも音響としてお世話になっている印象(いんぞう)という劇団の『青鬼』という作品で参加してきました。韓国でのお客様の反応はストレートで、日本とはまた違う客席のエネルギッシュさにとても驚かされました。
この作品、この公演に関われた事を、関係者の皆様、そしてご来場して下さったお客様にとても感謝しています。本当にありがとうございました。

笑いと音楽と夏

by Saito 2012年09月10日

偶然の出会い

数年前、友人たちと涼みがてら近所の公園でビールを呑んでいた時に(これもこの季節特有の楽しみの一つですね)、そこをたまたま通りかかった外国人の方たちと意気投合して、そのまま一緒に呑んだことがありました。5〜6人くらいいたでしょうか、何かの本の翻訳をしている方や、その年のサマーソニックで来日していたバンドのベーシストや、様々だった記憶があります。日もとうに暮れていた時間だったので、彼らはどこかで既に呑んできたらしく陽気でした。そのベーシストを除いては。。。

笑いと音楽

片言の英語と日本語でなんとなくコミュニケーションをとっていたのですが、不意に彼らの一人が僕の着ていたTシャツを指して「ソコニナニカイテルカワカリマスカ〜?」と言いだしました。訳の分からない英単語が書かれていたので「no」と答えたのですが、他の皆も注目しだしたところで、その彼が「ココハトテモヨクナイ!」と言った瞬間に一同大爆笑でした。意味が分からず呆気にとられながらも、彼らの笑いにつられていつの間にか僕も笑ってましたね。笑い合いながら「ああ、なんだかこの感じは音楽に似てるな」と思いました。訳は分からないけれど楽しいと思う時間を共有するというか。感覚が色んなものを飛び越えさせて繋がるというか。そんなことを思いながらふとベーシストの方に目をやると全く笑っていない。。どこか遠くを見ているような。「あれっ?ここ笑って楽しまないんだ…」そんな風に思いながら、いや逆にそうだからこそ音楽をやっているのか、いやいや…。

個人的に笑えるような状況ではなかっただけなのか、今ではその理由を知る由もありません。ただ知らずのうちに難しいことを考えさせられたあの夏。とびきり印象に残っているのはそのベーシストの彼ですね。その後も来日してるのかは分かりませんが、この夏もきっとどこかで音を楽しんでいるのだと思っています。

常夏の星

by Saito 2012年09月3日

いつも音響として関わらせて頂いている「とくお組」第19回公演『常夏の星』無事に公演終了致しました。ちなみにこちらは再演ですね。いつもより少し長めの公演期間、ただ終わってみるといつもあっという間な気がします。関係者様、そしてご来場して下さったお客様に感謝しつつ、また一つ楽しいものを作り上げることに関われた事を喜びに思います。ありがとうございました。

秋のイメージ

by Saito 2012年08月26日

イメージとしてはオレンジ色。芸術的で食欲的で実りの多い、そして夜が長い。総じて言うと過ごしやすい時期ということでしょうか。

オレンジというイメージは紅葉からきているわけですが、いつ見てもあの木々の色付く様は、ただ単純に綺麗だと感じます。誰かに教えられたわけでもなく、どこかで刷り込まれたわけでもない。きっと初めて目にした時からそう感じていた様な気がします。自然の作り出す「美」は当たり前の様に普遍的で、人が創造する芸術というものも不完全ながらそういったものを目指しているのだろうか?こんな風に少し詩的なことを考えてしまうのも、また秋の特徴の一つですね。

皆様のそんな詩心を刺激する「秋」をテーマとした素晴らしい楽曲が『Hurt●Record』にて公開されています。それぞれの詩に浸ってみるのも、良いのではないでしょうか?

Hurt●Record / 著作権フリー音楽(BGM) Vol.12「秋」