さようならば

by Saito 2015年03月23日

左様ならば、さようならば。これは「さようなら」の語源だそうです。「では、そういうことで」というような意味合いで使っていた言葉が段々と変化して行き現在の「さようなら」になったようです。この「さようなら」という言葉、別れの際に使う事でイメージとしてはどこか寂しい感じがありますね。今の時期的なものもあり一人センチメンタルな気分になってみたりもしますが、考えてみれば学生だった時期を終えてからは単純にそこまで大きな別れや環境の変化というものを味わう機会は少ない様な気もします。それはまた種類が違うのかもしれませんが、一気に多くの人達とさようならするというものが無い分、一人一人との別れが大きなものになっている様な気がしますね。そしてその逆の「出会い」もしかりでしょう。そういう大切さに気付かされて行けば行くほど「さようならば」なんだかそのままの言葉で良かったんじゃないかという気がしますね。

HURT RECORD / 著作権フリー音楽(BGM) Vol.50「Good bye」50_goodbye

残酷で優しい

by Saito 2015年03月16日

なんだか小説や映画のタイトルの様なこの言葉は何かと言いますと、ずばりこの季節に対する私の感想です。なんのことやらとお思いの方もいらっしゃるでしょうが、誠にこの季節は残酷で優しいのです。こんな出だしで始めてみましたが、要するに残酷とはこの季節の風物詩とも言える「花粉症」の事ですね。いつから発症したのかもう思い出せないですが、私の場合はじめから花粉症だったわけではないのです。こう外の気温も段々と暖かくなり、春の訪れのようなものを楽しんでいただけだったのはもういつ頃の事なのか…。今では暖かいと感じる前に目や鼻が先に反応してしまうという。もう今ではこの時期だけ唇もカサカサで、大きな口を開けようものならまた辛いものでも食べようものなら「痛っ!」となりますね。いや本当に過ごしやすい季節だと思うんです春という季節は。寒い冬を越えて新しい命の芽吹きなどを感じると、その優しさに包まれるかの様な暖かさを感じれば感じるほど逆に残酷な気分にさせられるというこの春。勝手にそう思っているだけなのでしょうけど…。

これから 〜2015version〜

by Saito 2015年03月9日

ES1omote1アンティークスExtraStage1

『これから』〜2015version〜

2015年3月6日〜3月8日

阿佐ヶ谷アートスペースプロット

うさぎとシーラカンス

by Saito 2015年03月5日

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『うさぎとシーラカンス』

2015年2月26日〜3月3日

下北沢駅前劇場

彷徨う怒り

by Saito 2015年02月24日

喜怒哀楽という古い言葉がありますが、これ調べてみると紀元前に出来た言葉なんですね。意味は人間の持つ喜び、怒り、悲しみ(哀れみ)、楽しみという4つの感情を表したものな訳ですが、こういう事を考えていた人がいると思うと今も昔も大まかな所であまり人は変わりないんだなと思ったりします。この4つ中で今回のテーマ「怒り」は誰か他人に向けられる事が一番多い感情のように思いますが、自分の中で抑えきれないというあたりがこの4つの感情の中でも一番強いもののような気がしますね。そう思うと他の3つも怒りくらい自分以外に向けられないものかなと思います。特に喜びや楽しみの感情を怒りくらいの強さで人に向けられたらなと。こう「怒りをぶつける」という言葉があるように「喜びをぶつける」とか「楽しみをぶつける」なんて言葉もあっていいんじゃないでしょうか。ぶつけるという言葉も荒っぽい気がしますが、怒りじゃなければなんだか幸せな感じがしますね。

HURT RECORD / 著作権フリー音楽(BGM) Vol.49「Anger」49_anger