英雄な人々

by Saito 2015年05月1日

ヒーローになりたいなんて曲もありますが、英雄って何なんでしょうか?人々の尊敬を集めている感じはひしひしと感じるのですが、英雄の条件なんて英雄ではない私には分かるわけもなく。ただやはり多くの人に望まれて出てくる人物の様な気もしますが、それも大分時間が経ってみないと分からないという。非常にその条件は曖昧であったりもしますが、その時代の英雄達が成し遂げた偉業というのはなかなか私の様な人間には出来る事ではないというのだけは分かりますね。歴史になってみて見えてくる英雄達の偉業、リアルタイムでそれが行われているときはどう感じるのでしょうか?そしてその英雄本人達はどうおもってるのでしょうか?何となく想像出来るのは、その人達が持っている信念の様なものがぶれてないなというところでしょうか。考えれば考えるほど同じ人間ではない様な気もしてきます。

HURT RECORD / 著作権フリー音楽(BGM) Vol.51「Hero」51_hero

久々の観劇、その後

by Saito 2015年04月21日

先日知人の出ている舞台を観劇しに行ったのですが、なんとその劇団の公演が6年ぶりということで。個人的に久々にただ観劇をするということもあり、かなり楽しみにして劇場に向かいました。客席もお客様で溢れていて6年という歳月を待ちわびていたかのように始まったのその舞台、なんと言いますかとっても良かったんです。内容が良かったというのは言うまでもなく、中年のいい大人が芝居を楽しんでいる姿になにか芝居以上のものを貰ったなという気がしました。観劇後もその余韻が強くあったのもあり、舞台を観に行くと大体いつもそうなのですが終演後の知人へのあいさつというのが私は非常に苦手で、こっそり観に行ってこっそり帰るといういつものパターンにもれず劇場を後にしました。ただこう非常に良い気分だったので「一杯だけ呑んでくか」ということで帰りしな一人でお決まりのラーメン屋に入ったんです。
大体いつもと同じ様なメニューと後生ビールみたいな感じで注文して待っていると、やけにでかい声で話している男女がいて女の方が延々彼氏の愚痴をこぼしているご様子。注文を待っている間暇なので少し聞き耳を立ててみると(立てなくても丸聞こえでしたが)彼女はずっとお芝居をしていたらしく、それを辞めて今の仕事に就きその職場の上司らしい男の方に「10年以上やってきた私の役者人生を軽く見ないで欲しい」とか「役者をやっていた人間とそうじゃない人間とには違いがある」とか、まあ色々な思いもあるのでしょう彼氏に対する愚痴を延々こぼされていました。ちょうど店内BGMにユーミンの「DOWNTOWN BOY」なんかかかっていて、なんだか良いシチュエーションだなと一人ぼやきつつ運ばれてきたビールを傾けながら、観劇後の私の気分と延々愚痴をこぼされている彼女を見て思ったんです。やっぱりワクワクが大事なんだなと

闇先案内人

by Saito 2015年04月16日

こう自分でも「好きだね〜」とつい言ってしまいますが、ハードボイルド小説が止まらないんですね。しかも時間が経っては同じものをまた読み返すというしつこさ。そんなところで最近また読み返したのがこの「闇先案内人」というタイトルの小説です。ご存知の方もそれは多くいらっしゃるであろうこの作品は、やはり大好きな小説家のひとり「大沢在昌」というかたの長編小説です。逃がし屋という非合法な商売をしている主人公がある事件に巻き込まれ、そして周りを巻き込んで行きながら進んで行く(詳しい内容は割愛しますが)この作品が何度読んでもおもしろい。そのスピード感たるや読む手を休ませない勢いでグイグイ引っ張られて行きます。そして内容ももちろんですが何が良いってこの「闇先案内人」というタイトルがもうすでにハードボイルドの匂いがぷんぷんするじゃないですか。僕の様な人間はそれだけでもう「ふぅ〜」とため息なんかついてしまうくらいやられてしまうのですが、ハードボイルドとはなんぞやと、面白い作品とはなんぞやと考えさせられたりもします。そんなことを考えながら読んでみたりもしますが、もうその手は止まらないというやっぱりただただ面白いですね。未読の方はぜひ。

ジャスティンとブラッティ

by Saito 2015年04月7日

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ユニークユニオンミュージカルキッズ

『ジャスティンとブラッティ』

2015年4月4日、5日

六行会ホール

街の風景

by Saito 2015年03月30日

150326_193254先日まで入っていた劇場の近くでなんと言うか「街」というものを感じました。というのも何年かぶりにそのあたりに行ったのですが知らない間に結構景色が変っていて、無くなったお店やら新しい物やらしばらく見ないうちに結構変るものだなと思ったと言いますか。ただ街自体の面影は残っていて、まるで久しぶりにあった人のように感じていましたね。そんなに思い入れのある場所なのかといえばそうでも無いのですが(笑)人が営んで行く事で変わって行く様を感じてみると、やはり街は人なのだと思いました。そういう自分も気にしないうちにそれくらい変っているのかもしれませんが。