或る別な話
by Saito 2013年05月21日私は誰?
by Saito 2013年05月13日先日、友人と晩ご飯を食べに行ったときの事です。結果からお話しすると生まれて初めて芸能人?に間違われたというお話ですね。まあこの「?」の部分が大事な所なのですが…。
そのお店はその友人とはよく行くご飯屋で(自分では勝手に常連の域だと思っています)、ご夫婦お二人でやってらっしゃるこじんまりとした所なのですが、いつでも美味しく、何か迷った時にはいつもそこに行くという感じのお店ですね。その日も何か特別食べたいものがあったわけではないので、お決まりのコースとしてそこへ行き、お決まりのコースとして「いつもの」的な感覚でメニューを注文しました。しばらく雑談をしながら料理を待っていると、これまたいつも通り奥様が注文した料理を運んできてくれ、「美味しそう」とか思っているとここからがいつもとは違った展開でした。
それまでもお会計の時などお店の方と少し話したりなどはあったのですが、その日はその時点で奥様の方から声をかけられました。
(奥)「お待たせしました…あの、間違ってたらすみません」
(私)「なんですか?」
この辺りで薄々は気が付いていたんです、誰かと人間違えされているような雰囲気は。ただ次に奥様から出てきた言葉が、
(奥)「お笑いの方ですよね!?」
えっ!?そのざっくりとした人間違えにちょっとびっくりしすぎて、
(私)「いや…違いますね。」
普通の応対しか出来ない始末。もう奥様は「すみません」を連呼して厨房の方に引っ込むし、お会計の時も「先ほどはすみませんでした」と言われ動揺が蘇り「いえいえ」としか言えない私。初めて間違われた有名人が一体誰だったのか?なんであのとき聞けなかったのか…。今度行った時にでも聞いてみようと思います。
視点、その角度
by Saito 2013年05月5日思えば久々で
先日、知人の出演している舞台を観劇してきました。普段スタッフとして舞台に関わる事は多いのですが、完全にお客さんとして観劇するのは思えば久々だということに劇場に向う道すがら気付いたのです。ここでその舞台の寸評をしても仕方がないので割愛しますが、誘ってくれた知人には感謝しています。お客さんも大勢入っていて、またその知人の違った雰囲気の芝居も見られ大満足でした。本当に良い舞台でしたね。
視点が違えば
普段とは違う視点から何の前知識もなく舞台を見ると、お客さんはこういう所を見るのかと違った新鮮さが自分の中でありました。「一番良いお客さんになる」というのがスタッフとして関わっていても一番良い視点だと思ってはいても、当たり前の事ですが頭で考えるのと体験するのとではやはり体験する方が強いですね。また作品自体や劇場の空間もそうですが、一日だけのことを言えば家から出かけて1つの芝居を見終わって、その日一日を終えるまでの全ての時間がその人の体験ですね。「家に帰るまでが遠足」という格言通り(笑)その中のひと時の時間を、一緒に共有するという。舞台に限った事ではないですが、生で体験するという事の大事さも改めて感じました。そして普段その貴重なひと時を自分たちは頂いているのだという事も。ますます精進ですね。
木に囲まれる
by Saito 2013年04月29日先日家の近くで庭木を切っているところがあったので、その切り株にそっと触らせてもらいました。普段そんな風に木に触れる事が無いので、その感触は新鮮で「木ってこんなだったっけ」と思いながらなぜか懐かしいような気になりました。子供の頃はもっと生々しく身近にあったような気がしますが、街路樹や公園の木など今も結構周りにあるはずなのに、普段はあまり意識していないのでしょう。そんな事を思いながら家に帰ってみると、これも当たり前ですが家の中は木製のものにかなり囲まれていました。加工されて形を変えて生活を便利にしてくれている、ただそれらを「木」というものとしては普段意識していないことにまた気付かされました。楽器からしても木製のものは多いですね。そうとは気付かせずこんなに生活に密着している、とても大切な存在と同時になんて偉大なんだろうと思います。