by Saito 2014年08月27日
歴史という単語を聞くと、なにかこう由緒正しいだとかそのもの自体の重みみたいなものを感じてしまいますが、個人的にしっくり来ると言いますか、その人や物が存在していたという手触りの様なものを感じた時に一番体にすっと入ってくる気がします。本当の所誰もその時代を見てきたわけではないのですが、残された資料や文献などから「こうだったんじゃなかろうか?」と想像してみるわけですね。目に見える形で想像し、そうじゃない目に見えない何かを感じた時にその時代、人や物の手触りの様なものが伝わってくる。なにか音楽と似ていると思いませんか?
HURT RECORD / 著作権フリー音楽(BGM) Vol.43「History」
by Saito 2014年08月19日
先週お盆という事で地元に帰省してみたわけですが、たまたま地元にあるお城のお庭を夜日が暮れてから幻想的に彩ろうじゃないかという催しをやっていました。いつからやり始めたのか全然知りませんでしたが、元々歴史やそういう建造物が好きなのもありたまたまやっているのを知って初めて行ってみたのです。上の写真はその一部なのですが、ロウソクの火を沢山灯しているそれは確かに幻想的でした。この写真じゃ分かりませんがこれをお城の上から見てみると、金魚と風鈴の形をしているんです。「なぜじゃ?」と思わなくもないですが、夏の風物詩という事なのだろうと自分を納得させて通り過ぎると、遠くからJ-POPが聞こえてきたんですね。なにかこう歴史的な場所と建造物に囲まれながら、催しの日替わりゲストで来ていらっしゃったアーティストが奏でる「ドン、ドン」という四つ打ちとが相まって、一瞬目の前がぐらぐらするという不思議な感覚を憶えた夜だったのです。…なぜじゃ?
by Saito 2014年07月27日
空を見上げる事はあれど、飛び回る事を夢見たりはしません。ただその夢を粘り強く見続けた人達がいて、今現在人も空を飛ぶ事が出来ているのでしょう。たまに空港から飛び立つ飛行機なんか見ると、空を飛ぶ事が常の人もいるんだなと改めて思います。当たり前すぎて馬鹿みたいですけど。日常がそれというのは、一体どういう感覚なんでしょう。少し違いますが海のそばで育った人は、陸の中で育った人と少し考え方やものの見方が違うというのをどこかものの本で読んだ記憶があります。日常にそれがある、想像するしかないわけですが。
HURT RECORD / 著作権フリー音楽(BGM) Vol.42「Sky」